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ラストンNは、金属が錆びた酸化金属に対して選択的に作用します。金属自身には反応しませんので使用後に水洗すると金属地が現れますから、その後の防錆処理をします。また、洗浄廃液には、溶解した金属が含まれますので不溶解性の物質にして除去します。 |
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1. |
金属錆洗浄 |
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浸漬処理の場合は、ラストンNを5〜20倍に薄めて使います。
ラストンNで除錆するとサビが溶解し、有効成分と反応し、赤紫色に変色します。 |
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2. |
水濯ぎ |
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ラストンNの有効成分は高分子の有機物質であり、水で洗うだけで簡単に落とせます。 |
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3. |
防錆 |
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方法には下記のように4種類あります。 |
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1) |
速乾法 |
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アルコールの水分共沸による強制乾燥。 |
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2) |
油膜形成法 |
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水切りを行ったうえでの油分に浸漬する方法。
(弊社製品バレックスRWが該当します) |
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3) |
薬品の一時防錆 |
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ノンラストA10などの保守薬品による防錆
c-T;水溶性の薬品処理で、水分が残留しても防錆効果を出す方法。
c-U;水置換性で水切りして水分除去と同時に防錆効果を出す方法。 |
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4) |
塗膜形成法 |
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塗装による膜形成(塗料で固い膜形成する方法と、柔軟な膜かすぐに剥がせるような膜形成などがあります。) |