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【特徴】 |
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洗浄力がきわめて強力です。 |
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スケール溶解力が大きく、迅速にスケールを除去できます。 |
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金属をおかさず水素脆化(ぜいか)をおこしません。 |
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取り扱いが安全です。 |
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安価で、しかも少量で洗浄でき、経済的です。 |
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【用途】 |
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強固に付着したシリカスケールの洗浄 |
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【使用方法】 |
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非常に強固なシリカスケールの場合は、アルカリクリンで予備洗浄(1〜2日漬け置きして軟化させる)を実施して下さい。 |
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洗浄時に加温すれば洗浄能力を増します。 |
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空調・冷凍機の冷却水系配管・熱交換器 |
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洗浄剤の使用量・・・1冷凍トン当たり1Kgを投入し、1〜3時間循環洗浄 |
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ボイラー・配管系統 |
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洗浄剤の使用量・・・保有水量に対して5〜10%を投入して、2〜5時間洗浄 |
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熱交換器・プレートヒーター板 |
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洗浄剤の使用量・・・保有水量に対して5〜10%を投入して、2〜5時間洗浄 |
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※ |
中和剤はノイトルFが適します。コーヨーBC1/Kgに対するノイトルFは0.2/Kgです。 |
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【使用上の注意】 |
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※ |
洗浄廃液は養魚池に入れたり 草木にかけたりしないで下さい。 |
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※ |
洗浄・中和・排水・水洗のあとプラント等の平常運転中は保有水に防食防スケール剤アクラリンRPパウダーなどを御使用下さい。
特にシリカスケールの防止に有効です。 |
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※ |
中和の状態は弊社のPH測定液コーヨーカラーを御使用下さい。 |
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※ |
コーヨーBCが誤って肌についた場合はよく水洗して下さい。 |
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【梱包】 |
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20Kg入りポリ容器(キュービテナー・ダンボール外装) |
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クーリングタワー水での循環洗浄法 |
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コンデンサー単体の洗浄法 |
準備するもの |
1) |
洗浄剤コーヨーBC、中和剤ノイトルF |
2) |
防食剤RPバウダー、コーヨ−カラー |
3) |
洗浄用具(デッキブラシ・水道ホース・水中ポンプ) |
4) |
作業服類(ヘルメット・長靴・カッパ・安全ベルト)
ゴム手袋・防塵メガネ・タオル |
5) |
通常の工具類 |
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作業手順 |
1) |
クーリングタワー水を満水にする。 |
2) |
洗浄剤コーヨーBCをクーリングタワー水に投入。 |
3) |
約2時間循環洗浄する。クーラー運転可。
スケール溶解で泡(炭酸ガス)が出る。 |
4) |
発泡終止後、約30分、仕上げ洗浄。
洗浄は高圧側異常圧が正常になるまで。
(スケールが特に多い場合は、再洗浄を要す) |
5) |
洗浄廃液を中和。
ノイトルFを水でといて投入、2−3分循環。
(PH5〜7まで中和) |
6) |
水ゆすぎ
クーリングタワー内のドロをブラシで排出する。
3回以上清水になるまで水ゆすぎを繰返す。
(時々循環し,パイプ内も水ゆすぎ) |
7) |
保守管理
防食防スケ−ルのため、RPまたはRPパウダーを投入、2〜5分水を循環。 |
8) |
周辺を洗浄して、終了。 |
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コンデンサー単体の洗浄法 |
準備するもの
(左と同様でさらに下記材料が必要) |
1) |
洗浄剤水槽(プラスチック製で洗浄剤の2−10倍の容量) |
2) |
循環ポンプ(水中ポンプ) |
3) |
コンデンサー出入口に取りつける接続用具とポンプ間のホース
(前もって接続口径などを確認して下さい)
(洗浄に必要な流速約1m/秒を確保して下さい) |
4) |
上のようにポンプとホースを設置して準備完了 |
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作業手順 |
1) |
洗浄剤コーヨーBCを洗浄水槽に投入。 |
2) |
洗浄水槽に水を適量(容器の50%程度)投入。 |
3) |
約2時間循環洗浄する。クーラー運転可。
スケール溶解で泡(炭酸ガス)が出る。 |
4) |
発泡終止後、約30分、仕上げ洗浄。
(スケールが特に多い場合は、再洗浄を要す) |
5) |
洗浄廃液を中和。
ノイトルFを水でといて投入、2−3分循環。
(PH5〜7まで中和) |
6) |
水ゆすぎ
3回以上清水になるまで水ゆすぎを繰返す。
(時々循環し,パイプ内も水ゆすぎ) |
7) |
配管をクーラーが運転できる状態に接続する。
高圧側異常圧が正常にならない場合は再度洗浄。 |
8) |
保守管理
防食防スケ−ルのため、RPまたはRPパウダーを投入、2〜5分水を循環。 |
9) |
周辺を洗浄して、終了。 |
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【参考】 |
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洗浄前に水を循環し、配管等に異常がないかを確認して下さい。 |
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洗浄の効果は水温が高いほど良くなります。 |
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洗浄の状態を正確に知るには、中和滴定による濃度測定法があります。 |
● |
洗浄中は作業現場から離れないで下さい。 |
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洗浄液が目に入ったり、肌に付着した時は、水でよく洗って下さい。 |
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廃水を草木にかけたり、養魚池に投入しないで下さい。 |
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【注意】 |
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配管などが腐食し、サビやスケールで水洩れが止っている場合もあります。洗浄により水洩れした時は、配管を交換して下さい。 |
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酸洗浄後は必らず水洗し、防食剤を投入して下さい。 |
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防食防スケール剤 |
冷凍トン当り |
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アクラリンRP2Kg型 |
10RT |
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1個 約2ケ月 |
アクラリンRP7Kg型 |
100RT |
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1個 約1ケ月 |
アクラリンRPパウダ− |
100RT |
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10日毎に2Kgを投入 |
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pH測定には、手軽で便利なコ−ヨ−カラ−を使用して下さい。 |
10mlで約30回測定可。 |
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